天眼石(アイアゲート)|神の目・魔除けの石
天眼石は見た目のとおり眼球のような表情をしています。
産地のひとつであるチベットでは”神の目”と呼ばれ、魔除けの石として古くから法具としても活用されています。
天眼石は人類と共に歩んできた長い歴史を持っているわけですね。
チベットでは、地中ではなく地表で発見されたのが最初の出会いだそうです。
「地表にあるってことは…、これって天から降ってきたんじゃないの!?」といった感じで、天から降ってきた石。
しかもこの目。まさに”神の目”と崇めるのは自然な流れだったのかもしれませんね。
あの有名なダライラマ14世がノーベル平和賞受賞の際に天眼石を身につけていたという話があります。
実際に身につけている写真や映像を探してみたのですが見つかりませんでした。
実際のところはどうなのか分からないのですが、身につけていてもおかしくないですね。
たくさんの石がずらりと並んでいるブレスレットやネックレスを身につけているように見える写真はあったので、もしかしたらその石の中に天眼石が含まれていたのかもしれません。
鉱物的な視点で天眼石を見てみよう
圧倒的な個性を誇る天眼石。
一度見ると忘れることはできないほどのインパクトがあり、また、好みがハッキリ分かれると思います。
オーダーメイドブレスレットで天眼石を使用するご要望を頂く機会は過去に何度もありますよ♪
鉱物としては「アゲート」で、成長過程で不純物が沈殿してまるで樹木の年輪のように層状になっていきます。
自然の状態ですでに目ン玉になっているわけではなく、球体に削り出すことで年輪のようになっている層たちが目ン玉のように見えるわけですね。
実際に現物を見てみましょう♪
とても美しいですね♪
ご覧のとおり粒によって表情が異なります。
色合いも、全体的に黒い粒や白っぽい粒などいろいろありますよ。
ずらりと並べるとあまりにインパクトが強く、好き嫌いがハッキリ分かれそうですが、アクセントとして数粒使用する感じであればどなたにでも受け入れられる石だと思います。
天眼石の品質と相場に関して
上記の写真の天眼石は高品質の粒でございます。
実際のところ模様がぼやけていたり目ン玉のようには見えない粒が多く、これらは比較的安価に手に入れることができます。
全体から見るとごく一部、チャープでとても美しい神の目を持つ粒があり、これらは高品質になりますので単価はだいぶ高くなってきます。
高いといってもラリマーなどのような単価の高い希少石と比べると安価なので、気軽に手にすることができます。
なので、せっかく天眼石を手にするなら厳選された高品質の粒を手にしてくださいね♪
とはいえ、意外と高品質の天眼石は手に入りにくいです。
当店では高品質の天眼石を扱っています。そのため、安定して仕入れることは難しいため、完売・再販を繰り返す感じになると思います。
あらかじめご了承くださいませ。
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