クリソプレーズ

クリソプレーズ

クリソプレーズの効果・意味|アップルグリーンの希少石

美しいアップルグリーンの魅力。緑色は”癒し”をイメージさせる色ですが、クリソプレーズももちろん癒しのパワーストーンです。

とくに精神的な癒し・安定に効果があり、感情をうまくコントロールすることができるようになるでしょう。

鬱の症状にも効果があるといわれています。また、大きな壁・障害を乗り越えるだけの力・潜在能力も引き出してくれるはずです。

クリソプレーズはカルセドニーの一種で、オーストラリア翡翠と呼ばれることもあります

クリソプレーズはアップルグリーンの可愛らしい色合いが特徴の希少石です。カルセドニーの一種で、その中で緑色のものを指します。

産地はオーストラリアなのですが、翡翠とにているので”オーストラリア翡翠”と呼ぶこともありますが、前述のとおり翡翠ではなくカルセドニーですのでお間違いのないように。

オーストラリアから発見されるまでは幻の石といわれていたほどで、今でも希少価値は極めて高く、もちろんたいへん高価です。

高品質のクリソプレーズは艶のある表情をしており、低品質のクリソプレーズとの違いは一目瞭然です。当店は高品質・無着色のクリソプレーズを使用しています。

クリソプレーズの表情

クリソプレーズは内包物が多い特徴があります。特に黒い内包物が目立ちます。

美しくフルーティなアップルグリーンに真っ黒の内包物が点々とあるとかなり目立つので、鉱物的にクセが強いと言わざるを得ません。

かといって、黒い内包物がまったくないクリソプレーズは超が付くほど希少なのでなかなか手に入りません。

実際に見てみましょう!

クリソプレーズ

3粒とも高品質に分類できる単価の高いクリソプレーズたちです。6mmと10mmです。

左の通Bは、とても濃い発色ですが黒い内包物が目立ちます。
これほどの発色の良さを誇るクリソプレーズはとても希少価値が高いです。内包物があっても、それはクリソプレーズ特有のものなので、価値が下がるわけではありません。

真ん中は透明度が高く、少し色合いが淡い感じですね。内包物がまったくないが特徴です。
内包物がないので希少価値はグンと高まります。

右の粒は、10mmという大粒でありながら発色が良く、なおかつ黒い内包物がほとんどありません。この3粒の中ではダントツに単価が高いです。

高品質のクリソプレーズは、手に入れることができるチャンスがあったとしても、驚くほど高価なので、買い付けるには思い切った決断が必要になります。

”黒い内包物があるのかないのか、ある場合はどれくらい目立つのか”

これはクリソプレーズを手に入れる際にとても重要なポイントになってきます。

当店では、クリソプレーズを使用する作品には必ず内包物の有無に関する内容を明記させていただいております。

クリソプレーズの伝説

天然石たちにはそれぞれいろんな伝説を持っていたりします。クリソプレーズも例外ではありません。

十三世紀、クリソプレーズを口に含むと”死を回避”することができると信じられていたそうです。

もう少し具体的に申しますと、事故や故意による行為で命を落とすことを回避することができる、と信じられていました。

さらに昔の話。どこかの王様がクリソプレーズを身につけており、いろんな戦や遠征でピンチに陥っても無事に難を逃れることができていました。

ある日、大きな川を渡る際にクリソプレーズが付いた帯が濡れないようにはずしたそうです。

次の瞬間、川に潜んでいた大蛇がその帯をパクッと咥えてどこかえ消えてしまいました。

ずっと身につけていたクリソプレーズを失った王様は、次の戦で命を落としたそうです。

この物語がずっと伝えられていて”死を回避”となったのだといわれています。

カルセドニーには亡霊を追い払う力がある

クリソプレーズはカルセドニーの一種ですが、カルセドニーには亡霊を追い払う力があると信じられてきたそうです。

1700年頃には既にそのように語られていたので、もっと時代を遡ることができるのだと思います。

クリソプレーズは死を回避する効果があると信じられてきたとご紹介しましたが、もしかしたら亡霊を追い払う力と関係があるのかもしれませんね。

紀元前4000年頃、バビロニアやアッシリアの円筒印章の材料としてカルセドニーも含まれていたそうです。

クリソプレーズを使用した作品一覧

素敵な作品がたくさんありますよ♪

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