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アメジストの効果・意味|高貴なパープル・愛の守護石
紫色は古くから「高貴な色」として特別な扱いをしてきました。
アメジストは霊的な力が強く、マイナスエネルギーをプラスエネルギーに変換する効果を持っています。傷ついた心を癒してくれる効果も強いです。
「愛の守護石」と称され、邪気や邪念をシャットアウトしてくれます。それは人間関係にまで及びます。持ち主にとって”良い”人間関係を育み、そうでない関係は疎遠にしていくお守りとしても役立つでしょう。
不安や恐れも緩和してくれるので、何ごとにも冷静に、持っている力を最大限発揮することができるでしょう。
パワーストーンとしてアメジストをさらに深く掘り下げてみましょう
天然石に特別な力が宿っているという考え方は紀元前まで遡ることができます。
いろんな石にそれぞれ特有の効果があると信じられてきたわけですが、アメジストももちろん例外ではありませんでした。
アメジストは伝統的に「酔い覚まし」の効果があるといわれていたのですが、十五世紀頃からパワーストーンとしてのアメジストが再評価されはじめました。
- 邪悪な考えを抑制
- 知性を高める
- 商才を得る
- 感情のコントロール
- 病から身を守る
といった効果がある、と信じられてきました。
アメジストの伝説|酒神バッカスと女神ディアナ
伝説というか物語と表現した方がよいと思いますが、アメジストに関する伝説(物語)で有名なものがあります。
ローマ神話に登場する”ワインの神(酒の神)であるバッカス。
バッカスは、自分の存在が人々に軽く見られていたのを気にしていました。それだけならよかったのですが、徐々に気持ちが怒りへと変化していきました。
「この私を誰だと思っている!!」
といったところでしょうか。
彼は”今から最初にすれ違った人物にこの怒りの気持ちぶつけてやろう”と宣言しました。
(実際は極めて酷い表現になっていましたので、だいぶ丸い表現にしました)
最初にすれ違う不運な人物はとても美しい女性でした。名前はアメジスト。
どうやら彼女は女神ディアナ(ディアーナ)の神殿へ礼拝へ行く途中のようでした。
獰猛な獣たちが彼女をめがけて襲いかかってきました。
彼女は女神に加護を求めました。
その願いは女神に通じ、彼女は真っ白の石に姿を変えられました。
(獣たちからは身を守ることができましたが、なんで石に変えられたのでしょうか・・・。これって加護なの?と思ってしまいますが、この辺はスルーしましょう)
その一部始終の奇跡を見ていたバッカスは、「私はなんて愚かなことしたのだろう」と後悔しました。
バッカスは、その真っ白の石にぶどうの果汁とお酒(ワインと表現した方がよいのでしょうか)を注ぎました。
真っ白の石は鮮やかで美しい紫色へと変化し、見るものすべてを魅了したそうです。
これがアメジスト誕生の伝説です。
アメジストを鉱物的に見てみましょう
アメジストといえば、前述したように紫色の美しい石です。
ひとことで”紫色の石”といっても、その表情は様々です。濃淡や透明度の違いで表情は変化しますからね。
実際に見てみましょう。
これらすべてアメジストです♪
もちろんもっと種類がありますが、だいたいこんな感じに分けることができます。
どれが良くてどれが良くないか、という分け方はできません。すべて美しいですから♪
濃い色合いのアメジストが好きな方もおられますし、透明感のあるアメジストが好きな方もおられます。
せっかくなので動画も観てみましょう!
それぞれに個性がありますが、例外なくすべて美しいですね!
私たちを魅了してくれるアメジスト。これからもずっと私たちを魅了し続けてくれるに違いありません。
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