琥珀（アンバー）

琥珀（アンバー）の効果・意味｜化石化した松柏類の植物の樹液

3000万年以上前の松柏類の植物の樹液が化石化した有機物で、その美しさから古くから装飾品として用いられてきました。

鉱物ではありませんが、近年では「石」として扱われることが多いです。

財運の宝石、また健康・長寿のお守りとして用いられてきました。

体内にある余分なエネルギーを取り除き、必要なエネルギーで満たすことで精神的な乱れを防ぎます。生きることに喜びを感じ、さらに素敵に・楽しい生活を手にしたい！というポジティブな想いを育み、何ごとにも積極的に向き合うことができるようになるでしょう。

また、勝負事に強くなります。ギャンブル的なものよりも、受験や試験などに極めて効果的です。培ってきた知識や経験をフルに活かし、能力・才能を存分に発揮することができるはずです。

琥珀の産地｜バルト海沿岸の国々

琥珀の産地といえば”バルト海沿岸”が有名です。バルト海沿岸の国々はそのまま琥珀の産地として挙げてもよいくらいです。

ロシア、ポーランド、ドイツ、リトアニアなどです。ロシアが産地としては最も大きいです。
そして、良質な琥珀の産地として知る人ぞ知るドミニカです。

当店の作品たちで産地表記をしていない琥珀はロシア産でございます。

そして、特別な琥珀として産地表記しているのがドミニカ産でございます。

琥珀は表情や色合いに個体差があるのですが、当店にある琥珀の中から代表的な表情の粒をご紹介しましょう♪

左がロシア産で、右がドミニカ産です。右のドミニカ産は高品質の粒で、極めて希少価値が高いです。

こんなミルキーでハッキリしたイエローの琥珀もありますよ♪
こちらも極めて希少価値が高い粒になります。

琥珀の模様｜イニシャルに見える粒は高値で取引

琥珀にはいろんな模様があります。内包物も多いので、粒ごとに個性がありますよね。

昔の人々、特に王様のような地位の高い人たちは、その模様が自分の名前のイニシャルに見えるものがあれば高値で買い取っていたそうです。

自分だけの特別な琥珀、という感じで愛着がわきますよね。

具体的にどれくらいの高値で買い取っていたのかの詳細は分からないのですが、商人の間ではかなり知られたオイシイ商売だったようなので、驚くほど高額で売り付けていたことが想像できますね。

琥珀は世界最古の装飾品

私たち人類は古くからいろんな天然石を装飾品として用いてきました。その歴史は、私たちが想像するよりはるかに長いようです。

そんな中で、人類史上最古の材料として挙げることができるのが琥珀です。

鉱物だと硬くて加工するのが大変ですが、琥珀は柔らかいので加工しやすいです。

昔の人々は「これめっちゃキレイやん！加工もしやすいから穴開けて紐とおしてネックレスにしたろ」といった感じでワイワイとアクセサリー制作に励んでいたのかもしれませんね♪

琥珀の起源｜ギリシャ神話で語られる起源

琥珀は松柏類の植物の樹液が化石化したものですが、リアルな話は少し横に置いておいて、神話的な起源の伝説をご紹介しましょう♪

• ギリシア神話の主神たる全知全能の存在・ゼウスに倒されたパエトン（パエトーン）。パエトンの死を嘆いた姉のヘリアデス（ヘーリアデス）が流す涙が琥珀になった。
• ギリシア神話に登場する英雄・メレアグロス。彼の死に際して鳥たちが流した涙が琥珀になった。
• 太陽のまばゆい光のエキス

いずれも神話的な話ですね。

涙と琥珀には密接な関係があるように描かれていますが、これはなぜなのでしょうか。

琥珀は柔らかいので、涙が固まったものであるとイメージしやすかったということなのかもしれませんね。

琥珀（アンバー）を使用した作品一覧