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エンジェルラダークォーツの効果・意味|天使が進むべき道を指さして案内してくれる
エンジェルラダーをそのまま訳すると「天使のはしご」となります。
神秘的に浮かび上がる輝きを”天使が架けたはしご”と表現して名付けられた希少石です。
名前からしてただモノではない雰囲気を感じますね!
水晶ですのでパワーストーンとして見た場合は”万能の効果”となると思います。
まだ流通しはじめて年月は経っていないので、パワーストーンとして私たちと共存した歴史はほとんど語られていません。
なので水晶として見る意外にないわけですが、やはり無視できないのは”天使のはしご”ですよね。
”はしご”から
- 目的地にたどり着く
- ピンチからの脱出
- 進むべき道を示す
といったことを連想することができますね!
天使が肩にちょこんと乗って進むべき道を指さして案内してくれる、そんなイメージが膨らむパワーストーンです♪
エンジェルラダークォーツの正式名称はディスロケーションクォーツ
エンジェルラダークォーツは流通名(通称)で、正式な鉱物名はディスロケーションクォーツです。
ほとんど流通しない超希少石なので知名度はあまりないと思いますが、天然石ファンの間で徐々にエンジェルラダークォーツという名前が浸透し始めています。
この流れを見ると正式名称であるディスロケーションクォーツと呼ぶ機会はほとんどなく、エンジェルラダークォーツと呼ばれるのが普通な感じになるのだと思います。
エンジェルラダークォーツの輝き(動画あり)
個体差はありますが、蛍光灯の光りを強く当ててクルクル回すと美しい輝きを目にすることができます。
弱い光りや太陽光では輝きは確認しにくいです。
当店では石たちを撮影する際は太陽光のみで行うのですが、エンジェルラダークォーツの場合は太陽光のみでの撮影だと輝きを撮ることができないので、例外的に蛍光灯の光りを追加して輝きを浮かび上がらせて撮りました。
それがこちらの写真です♪
このページのトップに掲載している写真と同じ粒なのですが、このように輝きが浮かび上がるわけですね!
輝きが少し分かりにくいですが動画も撮りましたので観てみてくださいね♪
謎多き鉱物その1|産地が分からない
分かっていないことが多く、とても謎が多い鉱物です。
産地が明確に分かっていません。
ブラジル産かヒマラヤ産のどちらか、もしくは両方の可能性が高いと言われていますが明確な産地はまだ分かっていません。
パッと見た感じ透明度の高い通常の水晶なので、採掘して仕分けなどをしていてもエンジェルラダークォーツであることが分かりにくいはずです。
あとになって「これって普通の水晶じゃないんだけど?」となってエンジェルラダークォーツであることが分かり、その時点ではもうどこで採掘されたものか分からなくなってしまっているのだと思います。
いろんな水晶を見てきましたが、やはりブラジル産かヒマラヤ産のような気はします。表情的に似ているので♪
謎多き鉱物その2|浮かび上がる輝きの発生要因が分からない
エンジェルラダークォーツといえば幻想的な美しい輝きですが、なぜこのような輝きを放っているのか明確に分かっていないそうです。
通常は何らかの成分(不純物)が混ざり込むことで発色するのですが、エンジェルラダークォーツはそのような不純物は見た感じ確認できません。
クラック(ヒビ)が光りを反射することはよくあることですが、アイリスクォーツのように無色透明の輝きになるはずです。
なのになぜか色づいた光りを放っています。
いずれは解き明かされることでしょうが、謎を秘めたエンジェルラダークォーツは天然石ファンの視線を釘付けする魅力がたっぷり詰まっていることは明確ですね!
謎多き鉱物その3|構造的な欠陥が神秘的な個性を生み出す
正式名称であるディスロケーションクォーツという名前から鉱物的な特徴が垣間見えます。
ディスロケーションはざっくり申しますと「欠陥」を意味します。
水晶が成長する過程でなんらかの欠陥があり、それが影響して美しい輝きを放つようになったとされています。
目視では分からないことですが、詳細に分析することで通常の水晶とは違う構造的な特徴・欠陥があり、それが神秘的な個性を生み出したということですね。
具体的にどのような欠陥なのか、なぜその欠陥が輝きを放つ発生要因になっているのかといったことはいずれ解明されると思いますので楽しみですね♪
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