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ムーンクォーツの効果・意味|心身を浄化する優しい希少な水晶
ムーンクォーツの第一印象は「優しい♪」です。
ほんわかした雰囲気といいますか、傍にあると心がスーッと落ち着きます。浄化力に優れた特別な水晶です。
心の奥の方に力が浸透していくイメージです。
- 心身の浄化
- トラウマの解消
- 不安な気持ちを解消
- 潜在能力の開花
といった効果があるといわれています。
水晶ですので万能の効果がありますが、上記の効果が強化されている感じですね。
ムーンクォーツはカラコルム山脈が生み出す希少な水晶
カラコルム山脈と聞いてもピンと来ない方が多いと思います。
カラコルム山脈はヒマラヤ山脈の一部です。
(厳密に申しますと、広義では一部として扱われますが、狭義ではそれぞれ違う山脈として扱われています)
世界第一位の標高を誇る山はエベレスト、そして世界第二位の標高を誇る山はK2です。
このK2の「K」はカラコルム山脈の頭文字です。そう、K2はカラコルム山脈の一部なのです。

カラコルム山脈はパキスタン・インド・中国の国境付近に横たわっています。
ムーンクォーツは、カラコルム山脈の中でもパキスタン側で産出します。結晶ではなく塊がゴロッと採れる感じです。
ちなみにカラコルム山脈は
- K2(8,611m)
- ガッシャーブルムI峰(8,068m)
- ブロード・ピーク(8,047m)
- ガッシャーブルムII峰(8,035m)
といった山々がずらりと並んでいます。
富士山の標高は3,776mですから、カラコルム山脈の巨大さが分かりますね。富士山の2倍以上の標高を誇る山が並んでいるわけですから。
カラコルム山脈K2産?それともカラコルム山脈産?
ムーンクォーツはカラコルム山脈K2産と表記されることが多いように思います。
当店は”カラコルム山脈産”と表記しているのですが、それには理由があります。
”K2産”と聞くと”世界第二位の標高を誇るK2に登って、8000m以上の場所から採掘している”とイメージしてしまいます。
残念ながらこれは間違いです。
もし仮に8000m以上の場所から素晴らしい水晶が採れるとしても、いったいどうやって採掘するのでしょう。おそらく不可能だと思います。
K2に登って採掘するわけではなく、”K2付近にある鉱山から採れる”というのが正確なところだと思います。
なので、K2と特定して産地表記するのは個人的には避けておきたいと思っています。
ということで、当店ではカラコルム山脈産としています。
鉱物的な視点でムーンクォーツを見てみよう
名前も見た目も「ムーンクォーツ」と「ムーンストーン」はとてもよく似ていますね。
似ていますが鉱物としてはまったく別物です。ムーンクォーツは水晶で、ムーンストーンは月長石ですので。
ムーンクォーツの乳白色の色合いはどのように生み出されているのかは、正確なところは今も分かってないそうです。
透明度が高くなれば高品質に分類されるようになります。
透き通るような表情のムーンクォーツは極めて品質が良いわけですが、ほとんど手に入れることはできません。
とはいえ、人気が高いのは透明度が高いムーンクォーツではなく、乳白色のムーンクォーツです。
ヒマラヤ水晶も同じで、人気があるのは気泡やクラックが多い白っぽい表情です。
理由は明白です。
ヒマラヤ水晶は気泡やクラックなどがたくさんある表情が魅力であり個性ですし、ムーンクォーツは乳白色のモヤッとした表情が魅力であり個性です。
せっかく手に入れる希少な水晶ですので、個性がしっかり目視できるものを手にしたいと思うのは自然なことですよね♪
【写真】当店が確保しているムーンクォーツのご紹介
当店が確保しているムーンクォーツをご紹介します♪

乳白色でとてもかわいい表情をしていますね!
品質としては中の上くらいになると思います。
前述のとおり、これくらいの品質が「個性」と「美しさ」がうまく両立されているので個人的に気に入っています♪
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